小児甲状腺がん多発など~福島の現状と向き合い

福島子ども保養ツアー・通年保養について考える

中村隆市さん講演会

2016/12/04(日) 1)13:00~15:00青梅 2)18:00~20:00北杜

日 時 2016年12月04日(日)  1) 13:00~15:00   2) 18:00~20:00

会 場 1)青梅市民会館 第1~3会議室 (東京都青梅市上町)

2)みんなのおうち公園保養の家 大広間 (山梨県北杜市武川町)

参加費 事前登録500円(学生無料)、当日1,000円

主 催 ブンブンの会

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tel  青梅 090-8852-5040(佐藤) 北杜 090-2321-9598(星匠)

福島県の子ども約38万人を対象とする甲状腺検査で、174人が甲状腺がんまたは疑いと診断されています(2016/9/14第24回「県民健康調査」検討委員会)。小児甲状腺がんは、これまで年間100万人に1~2人の確率で発生といわれていたので、数十倍の発症率です

 

検討委員会・甲状腺検査評価部会の清水一雄部会長(日本甲状腺外科学会前理事長)は、今年3月の「甲状腺がんは放射線の影響とは考えにくい」という検討委中間報告に対して、「多発は事実であり、これまでの臨床経験から考えると不自然な点もある。『放射線の影響とは考えにくい』とは言い切れない」と、部会長を辞任しました

 

今年9月26~27日に福島市で開かれた国際会議では、県立医大で手術が行われた125例中、リンパ節転移が97例、肺などへの遠隔転移が3例、手術後の再発患者も出ていると公表されました

 

今回の講演会では、チェルノブイリ医療支援活動に長年取り組み、ベラルーシやウクライナ現地の状況に詳しく、福島原発事故後は避難受け入れと子どもを守る取り組みを行なっている中村隆市さんに縦横にお話をしていただきます

中村隆市さんプロフィール

1955年福岡生まれ。20代から有機農業、環境運動に取り組み、87年フェアトレード事業を開始。有機農業とフェアトレードの普及でブラジル・マッシャード市から名誉市民章受章。90年からチェルノブイリ医療支援に取り組み、福島原発事故後は避難受け入れと、子どもたちを守る取り組みにカを入れている。放射能から子どもを守る企業と市民のネットワーク代表 

中村隆市ブログ「風の便り」