<関久雄さん>
以前より非暴力アクションネット(※1)による活動をしたり、無農薬の八百屋を営みながら横浜に住んでいたが、福島県伊達市で霊山(りょうぜん)里山学校を運営するにあたり福島に移住して被災。今は一番下のお子さんと奥さんが新潟に疎開中で、家族離れての生活を余儀なくされている。
7月さよなら原発10万人集会を目指して経産省と東電に自宅の汚染された土を持参した。東電の対応は「受け取れないが、お預かりします」というものだった。
事故にあった時に「逃げようと思ったけれど逃げられなかった」と言うリアルな話。
福島から避難した人たちが、避難先でどんな風に言われたりしているか、避難して戻ってきた人たちと、出て行く人との気持ちの葛藤など…
他人事ではないという、リアリティーを感じられるお話が聞けると思います。
(※1)社会に対する活動やアピールを"怒り"や"憎しみ"にまかせるのではなく、人々に共感を広げられる形で表現したり活動するやり方。